2匹のトカゲ [オフ路雑記]
MotoGPから帰ってきたら9月の頭に注文してたタイヤが着た
わざわざオイラのために作ってくれたのだぁ!
あれっ???
さ、サイズが違うやんけ!!!
同じのを2本で注文したのに
どう見ても前輪用(右)と後輪用(左)・・・だよな???
ってそもそもこのタイヤって1種、1サイズしか無いはず??
ほどいて並べてみるとちゃんと同サイズ表記
どう云う事や~!!!
こう云う事やね
ブロック部だけじゃなくてタイヤそのモノが
フニャッフニャに柔らかいんだわ
発送用に紐で束ねただけで潰れちゃう程にwww
あ~ びっくりしたぁ
黒猫さんから受け取った瞬間意味が解らなくて固まったがな
はいそうです
再びゲットしたIRCの究極エンデューロタイヤ
iX-09W GEKKOTA だよ!
そもそも後輪用しか存在しない筈のゲコちゃんが
前後輪セットで届いたと思ったから驚いてしまったwww
同じゲコタながら
現在SEROWが履いてるそれはプロトタイプで
同社のモトクロス用タイヤiX-09Wの型を使って作ってたので
※D※ 以外見た目は全く同じだったけど ↓ ↓ ↓
今回のロットから専用の型が出来て正式版のゲコタに!
表記にもGEKKOTAの文字が誇らしげ
プロトタイプではモトクロス表記のままだったけど
正式版は iX-09W 前の表記もちゃんとエンデューロに
おぉ~ カッコイイぜぃ
正式版とは云え
超特殊タイヤである事には変わりなく
期間限定注文生産品なのでIRCのラインナップ表を開いても載ってないんだけどね
な訳で、冒頭のオイラのために作ってくれた
ってのも嘘ではないでしょ・・・大袈裟だけどwww
出来立てほやほやのタイヤなんて滅多にお目に掛かれんよ
・・・・・・嘘じゃないってば
ほらぁ!
もう1本も
先々週の13~19日生まれでしょ!
インプレ?
・・・オフ路があんまり得意ではないオイラが
軽量競技車ならぬ重たいトレイルバイクに履いてるって前提で良いなら
トラクション、喰い付きは半端ないぉ
さすがに雨降り泥々粘土層むき出しツルッツル斜面はどうにもならん程苦労したけど・・・
そんなんでも雨が止んで粘土表面の水分量が減ると何とかなったりする!
この子は完全な競技専用タイヤ!
世の中の公道不可な競技専用タイヤって
何だかんだで無茶しなければ公道も走れちゃったりするのもあるけど
この子はマジでダメ!!!
走れないって訳ではないのよ
アスファルトにだって超絶喰い付くし
じゃぁ何でダメかと云うとぉ
舗装路カッ飛んだりしたら
表面は融け、ブロックはモゲ取れちゃう
柔らかすぎるんだよコンパウンドが!!!
ツーリストコンパウンドより柔らかい
競技用トライアルタイヤのコンパウンドらしいんで舗装路走るとぉ・・・
GWに参戦した新潟のEDレース
のついで?で翌日行った能登の公道海岸
そこまで行くのに
近場のPAで下ろして往復ほんの10数キロのターマック路移動
めっちゃゆっくり走ったんだけど
ロードノイズが半端なくウルサイ
ビィ~ィ~ィ~ィ~ィ~ィ~ィ~ィ~ィ~ィ~ィ~ィ~ンって延々と
走行後の接地面を見ると
サーキットを走ったレースタイヤみたいに融けて
端っこにカスカスが
そんなタイヤなんで
ドライターマックを長距離走ると恐らくドロドロに融けちゃうぉ
サーキットレインタイヤでドライ路面を走っちゃうみたいな感じかな?
ツーリングに履いてったら多分
集合場所に着く前に無くなっちゃうかも?!www※
後はやっぱり空気圧だよね
競技に限らずオフ路を走るには超低圧
オイラは 20~40kPa(0.2~0.4kgf/cm2) とかにしてる
ツーリストもそうだけどブロックが柔らかいこの子たちで
舗装路を走ろうと思ったら
普通の感覚で空気圧を上げちゃうと
タイヤ剛性が上がって撓まないから柔らかいブロックに力が集中してモゲ取れちゃう
タイヤ全体を柔く靭やかに撓ませて
ブロック部に掛かる力をタイヤ全体で分散させる事で性能を発揮する構造なんで
空気圧は上げても60~70kPa(0.6~0.7kgf/cm2)位かな??
舗装路走るにしてもそれ以上は上げられない
60~70kPaはツーリストだよなぁ・・・ゲコちゃんだったらせいぜい50kPa?
オイラはこの時35~40kPa位だったか?
前日レース時まんまで走行
SEROW250の規定値で云うと後輪は150kPa~高速時175kPaだかんね
もちろんノーマルトレイルタイヤでしかもチューブレスでの話!
チューブタイヤで40~50kPa・・・
そんなんで公道走行とか考えられんでしょ
かと言って高圧じゃ性能出ないわ、目的地までに無くなるわ
公道走行に使うメリット無し!!!
まぁ、ちょっとだけなら・・・
今10月頭に出たEDレースのコースには
50m程のターマック部が有って走る度にビビったけど
ブロックモゲとか無かったしwww
オフ路ライフに関しては
通常の引っかいて喰い付かせるオフタイヤと違って
コンパウンドの柔らかさで喰い付かせるタイヤなので
ブロックが丸まっても極端にグリップ力は落ちない
オイラは何戦も草EDレースに履きっぱなしで出ちゃってるし
そういう意味では寿命は長いけど
プロ級ライダーがハイパワー競技車でレースに出ると
1戦でダメになるって話も聞くので使い方で保ちは変わるって事で!
そっち系のインプレが知りたい人は
使ってるプロライダーのブログとかを探してね
正式版になって何か変わったりしたのかはよく判らない
特殊コンパウンドなんで型から外すのが大変だったけど
専用の型を作って生産性が上がったとか
伴って少し良くなってる的な話も聞くけど
メーカーアナウンス的にはプロトタイプと同仕様って事なんで
見た目が格好良くなっただけと認識
次いつ買えるか判らんからと少々大事に使ってたけど
とりあえず2本手に入ったんでガンガン走っちゃおうかな!
って指が治ってくれないとガンガン走れんわ
※注:長距離公道ツーリングの検証はしていませんので
絶対無理とまでは言いませんけど
止めた方が良いかと?!
お出掛けするならツーリスト
コメント 0
コメントの受付は締め切りました